
1.なぜ今内定者フォローが大切なのか?
内定者フォローの必要性の増加
昨年までの「採用売り手市場」が一段落し、2010年度の新卒採用人数は縮小傾向にあります。サブプライム問題に端を発する金融危機から実体経済への影響が拡大、ほとんどの企業の業績見通しは大幅に悪化する中、一部の金融機関や大手IT企業では、大量のリストラや内定取り消しなどが報じられるなど雇用問題も話題になり、内定者の企業に対する不安は、去年に比べ確実に増しています。

学生調査(上図)によると、「漠然とした不安や焦り」が19%(昨年比+7%)でもっとも回答数が多くなっています。内容を見ると、「景気減速による採用縮小の報道を聞くようになったため」といったコメントが増えています。また、例年に比べ、企業の採用環境に関する報道が増えていることが、学生心理に影響を及ぼしていると考えられます。 実際に金融機関や外資系企業、不動産会社、輸出メーカーに内定した先輩学生が、内定取り消しにあっていることからも、就職活動前から内定後の不安を抱える学生も増えてきており、内定者の不安をいかに解消させるかが、今後さらに重要になっていくと考えられます。
また、それらの不安と相まって採用活動がさらに早期化していることも、「内定者フォロー」の重要性を増しています。採用活動が早期化すればするほど、企業による「内々定」の意思表示が早まり、その結果、入社までの期間がこれまでより長期化することになっていくのです。
つまり内定期間に、どのように内定者の不安を取り除き、入社意欲を高め続けられるかが大きなポイントになります。



