ジュエリーチェーンのパイオニアとして、2018年5月に創立70周年を迎えられたベリテ様では、2015年より内定者フォローのためにエアリーフレッシャーズクラウドを導入いただきました。現在、内定者フォローだけでなく早期に接点を持った学生への情報提供ツールとしてもご活用いただいています。人事部の伊藤様に運用と成果について伺いました。
インターンシップ参加学生との接点継続に最大活用
内定者フォローですでにエアリーフレッシャーズクラウドを導入されていましたが、早期から利用しようと思われた経緯を教えてください。
当社のインターンシップの実施は数年前からスタートしました。当初は冬期のみでしたが、現在の新卒採用では全体的に早期化が進んでいるという背景もあり、年々回数を増やし、2019年から夏期の実施まで広げるようになりました。 実際に夏のインターンシップを行なってみると、当然ながらまだ志望業界も定まっていない学生さんが多く、「興味があったのでとりあえず」「学校に勧められて」というきっかけでの参加がほとんどでした。
ですがせっかく早くから当社に興味を持ち、インターンシップに参加してくれた学生さんと3月まで何もないというのは勿体ないと思い、何かしら情報を提供できるツールがあればと思っていた際にEDGEの担当者からご提案を受けたのが導入のきっかけでした。
そしてこの時期から3月までの期間で、学生さんにより当社のことを知ってもらい、接点を継続していくには、SNSというライトなツールの方が気軽にコミュニケーションが取れるのではないかと考えたことが導入に至った大きな要因です。
またコスト面においても、もともと内定者フォローでエアリーフレッシャーズクラウドを使うことは決めていたので、時期を早めただけでコストアップしないというのも導入の決め手になりました。
導入前に運用のイメージを持てましたか?
内定者フォローでは数年前から実際に活用していたため、ご提案を受けた運用を実際に機能と結びつけてイメージすることができました。また、EDGEの担当者からは、どういう頻度で、どんな内容を情報発信するのが良いのかを具体的に提示してもらい、こちらが運用上、疑問に思うことに対しても他社事例も踏まえてご提案いただけたので、運用に対する不安などはあまりありませんでした。
ジュエリーの魅力を体感してもらえるインターンシップ
インターンシップの内容について教えてください。
当社のインターンシップは1DAYで実施しています。まずはアイスブレイクも兼ねて、就活にも役立つコンテンツとして自己アピールの仕方を考えるようなグループワークからはじめた後、ジュエリー業界や会社のことなどについてお伝えします。さらにダイヤモンドの基礎知識なども学んでいただき、実際にルースを並べ鑑定する過程を擬似体験するなど、学んだことを実践してもらうような取り組みも行っています。
後半はジュエリーをコーディネートしたり、クリーニングする体験も行います。クリーニング体験ではご自身のものだけではなく、親御様のジュエリーを持ってこられるケースもあり、クリーニング後の輝きを取り戻したジュエリーを見て、長く使えるものだということを実感していただいています。
1日を通して、会社からの一方的な情報提供で終わらせず、ジュエリーの魅力を学生さん自身で体感してもらえるようなプログラムを組んでいる「体験型」のインターンシップになっています。
夏のインターンシップの場合は、その後に座談会を開催し、参加者はエアリーフレッシャーズクラウドを使っていただくわけですよね?
内定者フォローとして活用しているときは自己紹介やリレー日記など、内定者からの投稿も多くありますが、座談会参加者向けのサイトでは、会社からの情報発信が主なコンテンツとなります。
例えば座談会で聞けなかったことや皆さんが気になっていそうなことを投稿していますが、やはり実際に現場で活躍するスタッフの情報を知りたいというニーズがあるので、学生さんと年齢の近い新入社員から「去年の今の時期に何をしていたか?」や「専門知識が無い状態で入社しても大丈夫か?」など、学生目線でヒアリングし、先輩社員のリアルな声をアップしています。
他にも新商品や社内イベントを紹介したり、配信のタイミングにムラがないよう定期的にさまざまな角度から会社のことを発信し、飽きられない工夫もしています。
また一回の配信における文章量に関しても、学生さんが気軽に読み切れるボリューム感になるよう、いろいろと試しながら反応を見て調整しています。
内定者フォローでの利用時に比べると、学生さんからの投稿はほとんどなく、こちらから投稿を促すこともありませんが、情報を配信した際にはスターボタン(SNSのいいね!ボタンのようなもの)を押してくれたりするので、レスポンスは実感できています。
個別のメッセージも送れるため、学生さん一人一人とのメッセージルームを作り、些細なことでも疑問や不安があればこちらのツールを使って解消するなど、学生さんに寄り添ったサイトになるよう心掛けていました。
早期接点を持った学生との継続的なコミュニケーションが 採用成功につながる
利用してみて成果は実感されていますか?
早期に接点を持った方々のなかでも、エアリーを通じて交流ができた学生さんとは、今までにはなかったより密な繋がり方ができるということが実感できました。今後は一人ひとりの就活のスピードに応じて選考を実施していく必要がありますが、その中でもやはりこのように早くから関わりを持つことができた学生さんは当社にとって非常に貴重な存在であり、その方々と選考までの時間を無駄にせずより深く繋がることができるという点で、エアリーフレッシャーズクラウドは非常に役立っています。
エアリーフレッシャーズクラウドをご利用いただく中で、EDGEへの印象はいかがでしょうか。
使い始めた当初と比較すると、日々機能が進化して、使いやすくなっていると思います。当初、「ここはこうだったら良いのに。」と思う部分もどんどん改修されて、今では改善してほしいと感じていたところはほぼ改善されています。
また担当者からは、今回のように、早期に接点を持った学生との間で利用するケースの紹介など、ご提案いただけるのでサポート面でも助かっています。