弊社提供の内定者フォローSNS「エアリーフレッシャーズ」2014年度版ご利用で辞退のあった一部企業様における内定辞退の時期についてまとめました。
内定承諾後辞退の実態
2015卒採用も終盤を迎え、本来であれば内定式を間近に控えて内定式の準備時期に差し掛かった9月ですが、引き続き内定辞退に苦しむ企業も少なからず見受けられます。当社の内定者フォローSNS「エアリーフレッシャーズ」を2014年度にご利用いただき、辞退のあった一部のサイト内で、何月に辞退が発生するのかをグラフにまとめました。
内定者フォローSNSへの招待は、承諾書回収後のため、承諾前の意思決定をしていない学生の辞退はこのグラフには反映されていません。
内定者サイトに登録した(=人事はほぼ入社してくれると思っている)学生が辞退する割合として見ていただけます。
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9月の内定辞退ピーク
やはり10月1日の正式内定、内定式を前に辞退の意志を伝える内定者の割合が最も多く、公務員との併願による辞退も年末に向けて一つの山を作っています。
そんな中、注目すべきは1月~3月の時期においても、一定割合の内定辞退が発生する点です。
「卒業ができない」「進学することに決めた」という理由が一定程度ありはするものの、最近は違う理由から辞退を伝えるのが遅れることがあるようで、人事担当者を悩ませています。
内定辞退を言い出すことへの抵抗
就活生世代にとって、ソーシャルメディアや匿名掲示板を利用することは当たり前です。自身の就活についての書き込みも多数見受けられます。
昨今の売り手市場の中、複数内定をもらった学生と名乗る投稿に以下のようなものがあります。
「内定辞退を人事に伝えたら、コップの水をかけられた」
「辞退を伝えに行くと何時間も正座させられて説教を受けた」
真偽は定かではありませんが、優秀な学生を繋ぎ止めるために過度な人事の対応は問題になり、上述のような情報がWEB上で一人歩きすることで、学生が直前になるまで辞退を言い出せないという状況も発生しています。
学生に対してこのような行為をする企業は、ほんの一部であるにもかかわらず、他の多くの企業が入社直前、手の打ちようがないタイミングでの辞退の告白に苦心しているのです。
内定辞退するなら早期に知っておきたい
入社直前に「実は・・・」と切り出されるぐらいなら、早く言ってほしい。というのが人事担当者の本音だと思います。そのためには学生の気持ちの見える化と学生との距離感が重要です。
・こまめに電話で話せている
・内定者の近況を理解できている
という関係性であれば、いきなり辞退を言い出されて困惑するという状況は考えにくいのですが、採用担当者も内定者フォローばかりに力をかけられる訳では無い為、より効率的に内定者の気持ちを見える化する手立てが必要です。
