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2018年も”超売り手市場”継続の見込み。ますます重要になる内定者フォロー事例

2024.03.31更新

4月6日に株式会社 マイナビより企業新卒採用予定調査が発表されました。大学卒(院卒含む)の2018年卒採用予定数と2017年卒採用実績数との比較では、全体平均で17.8%の増加と引き続き、”超売り手市場”の継続が見込まれます。

また採用環境が厳しくなると考える人事担当者のうち、51.5%が「内定辞退の増加」を理由に挙げており、母集団(エントリー数)の不足に次いで2番目となっています。限られた人員の中で、いかに効率的な内定者フォローを行うかが重要になってきます。

今日はそんな内定者フォローの中で特徴的な事例をいくつか紹介します。

2018年も”超売り手市場”継続の見込み。ますます重要になる内定者フォロー事例

ゲーム要素を取り入れて、楽しく会社理解、内定者同士の結束を作る

内定者フォローで集まる機会で、チョイスゲーム※というゲームを実施します。
チョイスゲームは、グループで行うワークです。企業や業界において正解/不正解が曖昧な問いを二択で参加者に考えてもらい、YESとNOの書かれたカードをもった参加者が一斉に自分の選んだカードを机上に出します。

それぞれの回答に至った根拠を発表してもらった後、正解がある場合には正解を発表して、現場の社員からその企業、業界では、なぜそれが正解とされているのか理由を説明します。ゲーム要素を取り入れ、グループで盛り上がり、かつ自分で考え発表することで参加者の記憶に残り、会社理解が促進されます。また、内定者の結束にもつながり、満足度も高く会社に対するロイヤリティ向上にもつながります。

※「チョイスゲーム」は一般社団法人 営業ひと研究所の登録商標です。EDGE株式会社は正規代理店です。

YESとNOの書かれたカードをもった参加者が一斉に自分の選んだカードを机上に出します。

内定者研修を双方向で行い、能動的学習に切り替える

従来からある内定者フォロー、内定者教育の手法として通信教育やeラーニングを利用する企業は多くあります。
しかし現在、知識だけでなく社会人基礎力を身に着けさせたいというケースも増えてきました。通信教育やeラーニングは性質上どうしても一人で学習し、テストを受講して知識の定着を促すもののため、双方向で能動的に学習することが難しく社会人基礎力向上には不向きです。

そこで、内定者フォローSNSのコミュニティを利用してオンラインでグループ討議を行い、社会人基礎力向上を図っている企業があります。日経ビジネスアソシエの連載から学びの元になる記事を内定者フォローSNSに掲載し、それについて感じたこと、感想などを言語化しコメントします。

それを他の内定者も見てコメントしたり、自分の考えをさらに述べたりすることで学びが深まります。双方向での議論のため内定者間のコミュニケーション促進にもつながり、正解があるわけではない中で自分の考えをまとめて、言語化し、他者の声に耳を傾け、考えを再整理します。これにより内定者の社会人基礎力を高めます。

内定者研修を双方向で行い、能動的学習に切り替える

せっかくの懇親会を意味あるものにする

採用の段階でどれだけ説明を尽くしても、内定者それぞれに会社理解のレベルは違い、社員以上に会社を理解することは不可能です。

しかし会社への理解を深め、入社までにギャップを少なくすることは、内定辞退防止、早期離職防止には非常に重要です。会社理解を深める内定者フォローの機会として内定者懇親会がありますが、金銭的な負担も、準備にかかる採用担当者の工数も、当日協力してくれる社員の時間も無駄にしたくありません。

そこで、内定者に事前に内定者フォローSNSの中でアンケートを実施します。自社が採用広報の機会で、学生に魅力として伝えていたことがどれだけ伝わっているのかを10段階で調査し、もっとも理解が乏しい魅力に注力して、懇親会の機会で伝えるようにします。内定者の自社理解を促進させ、いままで意識していなかった魅力を意識してもらうことで、辞退防止にもつながります。

内定者フォローも昨年踏襲では、上手くいかない時代になっています。限られた予算と人員で最大限内定者フォローの効果を高める事例、ノウハウが必要な方はEDGEにお問い合わせください。

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