• ホーム
  • コラム
  • 内定通知で差がつく採用活動 ~内定通知で内定者を掴みとる~

コラム

内定通知で差がつく採用活動 ~内定通知で内定者を掴みとる~

内定通知で差がつく採用活動 ~内定通知で内定者を掴みとる~

コラム

2017.06.07

2018年卒採用もいよいよ選考解禁日を迎えました。採用担当者の皆様は選考中の学生と内定学生の対応に奔走され、繁忙期を迎えられている時期ではないでしょうか。企業から学生への内定通知は、6月1日~6月中旬までにピークを迎えます。既に合格者を決定されていた企業様も、正式に内々定を通知されるタイミングです。今回は、内定通知について紹介させていただきます。

一般的な内定通知は、通常の選考と同じように、面接終了後に電話で伝えるスタイルです。内定者アンケートによると、内定承諾の決め手として内定通知の方法を挙げる学生が増えています。例えば、「最終面接時に社長から内定を伝えられ、その場で握手した」といったエピソードです。経営者から直接評価され、その場で握手をされる、そんなドラマチックな場面に遭遇した学生は、心を掴まれ入社を決断するのです。これらは、企業が描いた演出ともいえます。どうしても他社に奪われたくない学生から内定承諾を得るために策を練るわけです。

自社の業績を左右する重要人物を採用しているんだ!という想いを伝える

人材業界では、昔から内定通知時の演出を重視してきました。
エピソードとして最も有名な演出は…
社長「リクルートスーツをクリーニングしなさい」
学生「…(そんなに汚れているの??)」
社長「就活を終えても良いということだよ!一緒に働こう!」
と最終面接中に伝えられ、学生は号泣して喜び、内定を承諾するというストーリーです。

自社の業績を左右する重要人物を採用しているんだ!という想いを伝える

近年はSNSの普及を受け、同じエピソードを連発できなくなっているのも実情です。しかし、それを逆手に取る企業も増えています。
通常は最終面接で社長から握手を求めて内定を通知する、そんな流れが定着すると学生たちは事前に情報を入手し、そのつもりで面接に挑むわけです。
企業側もそのことは承知の上、どうしても他社に奪われたくない人材に対しては、あえてその場で内定を通知せず面接を終了させます。
学生は不合格になったと思い、肩を落として退室していきます。
その直後、社長が追いかけていき「言い忘れたことがある!内定だ!」と握手を求める。
敗北感を感じていた学生の心理を逆手に取り、いっきに気持ちを盛り上げる手法です。

ここまでくると、大人対子供の心理戦です。学生相手にそんなことまでしなくても…と感じる人事担当者も多いのではないでしょうか。
「たかが学生相手に…」 果たして本当にそうでしょうか。

その学生が入社し、将来的には自社を成長させる人財として活躍する、そう期待して経営陣は内定を通知するわけです。将来の幹部候補、自社の業績を左右する重要人物かもしれません。もしライバル企業に奪われ、そこで大活躍された結果、自社の業績を低下させたり、倒産へ追い込むような活躍をされてしまうかもしれません。逃がした魚は大きかったと悔やんでも手遅れです。
どんな手段を使ってでも、経営陣が内定を通知した学生を獲得する、それが自社のためであり、人事担当者の責任でもあります。

相手の心を掴むプロポーズ

内定通知時の演出について学生にヒアリングすると、「後から内定を通知された他社のことを考えていると、どうしても『あの瞬間』を思い出してしまい、いつの間にかその企業(自社)に惹かれている自分がいると気づき、内定を承諾した。」という答えが返ってきました。『あの瞬間』、まさに企業側の狙い通りの結果となります。

このような演出は、フェアではないと感じる人もおられるかもしれません。
しかし学生に良い印象を与えられるように演出することも、採用活動を通じて人事担当者が取り組んでいる大切な仕事の一つではないでしょうか。決して学生を騙すのではなく、自らの想いを伝える為の手法を検討するということです。
内定通知は、企業から学生へのプロポーズとも表現されます。
内定者にとって最終面接は、経営陣と接触できる貴重な機会です。人事担当者に加え、経営者の腕の見せどころとなります。昨年以上の内定辞退増が懸念される今年度、相手の心を掴むプロポーズを見直してみてはいかがでしょうか。

相手の心を掴むプロポーズ

内定通知後、経営者と内定者との接点はどうしても減少してしまいます。
内定承諾時の熱い想い、高まった入社意欲を放置してしまうと、ミスマッチや早期離職へつながりかねません。内定承諾後も企業との繋がりを感じられる環境整備、経営陣の想いを伝達・共有できる情報提供の仕組みづくりが注目を集めています。

近年の内定者フォローにおいては、会社や経営者の思いを継続して伝えることが求められており、内定承諾の獲得に直結しています。つまり、内定者との接点を継続的に維持しないと内定辞退が発生してしまいます。
今年、エアリーフレッシャーズを初めとした内定者サイト(内定者SNS)を導入する企業が急増しているのは、まさに的確なタイミングで効率よく継続的に情報提供するためです。

売手市場化の影響を受け、内定辞退の増加が懸念される昨今、前年踏襲によるフォロー施策に加え、新しい取り組みに挑戦されてみるのはいかがでしょうか。限られた予算と人員で最大限内定者フォローの効果を高める事例、ノウハウが必要な方はEDGEにお問い合わせください。