コロナ禍でオンライン化した新卒採用においては、お互いを知り、納得した上で入社することがますます難しくなりました。とりあえずZOOM懇親会で、eラーニングだけやらせておけば良いという企業が増える中、入社後のギャップや新人育成に躓くなど副作用も出始めています。
ZOOM懇親会に対しては人事担当者の高い自己評価と裏腹にTwitterでは、学生のアカウントからネガティブな投稿が相次いており、eラーニングに対しても学習よりも会社や社員の働き方、様子をもっと知りたいという声が聞かれます。
特に今年は売り手市場が進むといわれる中、ITリテラシーが高い学生が同時進行で就活をすることができるため、一見すると学生の動きも志望度も高く見えて、企業が内定者フォローに力をかけずとも優秀な学生を入社に導けると勘違いしがちです。
昨年から「冬場まで複数の内定を保持したまま、年明けに辞退をした」「オンラインの内定式に複数参加した」といった声も聞かれ、内定者フォローにおいて学生の真意を見極めなければ致命傷になりかねない状況が多発しています。 そういった中、オンラインでの内定者フォローを15年以上に渡り5,000社以上に提供してきたノウハウをもとに各社に合った内定者フォローのあり方を解説いたします。