コラム

内定者フォローは本当に必要なのか?

内定者フォローは本当に必要なのか?

コラム

2018.06.12

内定者フォローは本当に必要なのか?
内定者フォローを行うことが当たり前になった今だからこそ、改めてその必要性、有効性を考えてみたいと思います。

より具体的な事例は内定者フォロー企画事例集。実用的で使える企画例をご紹介!にて紹介していますので、ご覧ください。

今回のコラムでは、目的別に、内定者フォローが必要な理由、どういったフォロー施策が効果的なのかを10年以上に渡りシェアNo.1の内定者サイト「エアリーフレッシャーズ」を提供してきたEDGEの目線で書きたいと思います。

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内定者フォローで得たい効果は内定辞退防止

内定者フォローで得たい効果は内定辞退防止

内定者フォローの目的は何ですか?という質問を採用担当者に投げかけると、大半の場合は「内定辞退の防止」と答えます。売り手市場が加速するなか、内定辞退は採用担当者を悩ます大きな課題です。
最新のEDGEによる調査(最新の内定辞退の時期調査 変化する内定者フォローのスタイルと時期 ~エアリーフレッシャーズ利用企業調査~)では、引き続き内定辞退に頭を抱える企業が多いことがわかっています。そうした状況下では、内定者フォローの目的も必然的に内定辞退防止になります。

では、内定辞退防止のための内定者フォローとはどのような施策があるのでしょうか?

内定辞退を防止する内定者フォローを考える第一歩は、内定辞退した学生の心理を考えることです。
EDGEの提供するエアリーフレッシャーズには、内定辞退予備群発見機能が備わっています。内定辞退予備群発見機能とは、累積3,000社35万人以上が利用したエアリーフレッシャーズにおいて、内定辞退をした学生にはどんな傾向があったのかを分析し、内定者がその傾向に近い状態にあるかどうかを判断する機能で内定辞退者の検出率は80%を超えています。

判定ロジックの一部から、内定辞退した学生の心境と、それを踏まえた内定者フォローを考えていきましょう。実は「内定辞退をするか」と最も相関関係のある項目は、エアリーフレッシャーズにアカウント登録をする当初の任意プロフィール項目の登録率なのです。

辞退者と入社者の間の任意プロフィール項目登録率

入社意欲の低い企業の内定者サイトであれば、とりあえず登録を完了するために必須項目は埋めますが、任意項目までは埋めません。また内定者同士の交流機能を有しているため、辞退を考えている学生であれば、必要以上に自己開示をして、他の内定者とつながることに心理的抵抗もあります。
では、そういった内定者にはどのような内定者フォローが効果的なのでしょうか?

まず、少なくとも入社に向けての迷いや不安があり、他社と迷っている事態を想定しなければなりません。売り手市場では複数内定を保持する学生が大半のため、その中から入社先を選べないという話を聞きます。そこで辞退防止を目的とした内定者フォローには以下のフローで対応します。

辞退防止を目的とした内定者フォローのフロー図

限られたマンパワーで採用業務を行う以上は、本来フォローが必要な学生を見つけることから始めます。
そして迷っている学生に対しては会社を選ぶ軸を明確化させ、自社への入社に対して不安や懸念があれば、それを払拭するような情報提供を行います。最近は“オワハラ”という言葉が定着し、企業が安易に学生の本音に踏み込んで、意思決定を促すことができなくなっています。そんな環境下で複数内定を持つ学生の割合が増え、辞退リスクが高まっているという構図です。当然、内定者フォローの難易度も間違いなく上がっています。

では、あきらめて内定者フォローをしないという選択肢を取れるでしょうか。
最近EDGEには、内定辞退防止より内定辞退者を早期発見したいという相談が増えています。つまり学生が内定辞退を意思決定しても、採用担当者に申し出るのが遅くなり、企業として追加採用などの手立てが打てなくなるという課題があるのです。いわゆるサイレント辞退の問題です。
企業としては「辞退するなら早めに申し出てほしい」というのが本音だと思いますが、なかなか意思決定してくれない、意思決定してもそれを申し出てくれないというのが大きな悩みとなっているのです。内定者フォローをしなければ、内定辞退者の発見もできません。内定者との接点を持ってはじめて、辞退を意思決定した学生から辞退の申し出を受けて追加採用などの施策を開始することができるのです。

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内定者フォローで会社理解が必要なワケ

内定者フォローで会社理解が必要なワケ

内定者フォローで、なぜ会社理解など必要なのか?と思われる方もいるかもしれません。学生が就職活動をする時点で会社のことを理解して選んで、受けているという前提に立てば内定者フォローにおいて、会社理解などを考えることは不要です。しかし、昨今の就活スケジュールでは広報解禁の3月から一斉に説明会、大半の企業では6月を待たずに選考になだれ込み、学生からすると、とりあえず取れる内定は全て取ってから考えようという思考になるのは当然です。

その状態で企業を選ぶわけですから、会社理解が乏しい状態であることが前提で内定者フォローを考えなければなりません。この部分を怠ると、入社後にギャップを感じ、早期離職を誘発します。また、ある日突然何の前触れもなく内定辞退を申し出られてしまうという事態も実際に発生しています。

とはいえ、内定者フォローにおける会社理解施策と言われてもピンと来ない方も多いかもしれません。会社説明会の内容を再度説明する企業もありますが、内容が重複するため効果的とは言い難いでしょう。そんな中で効果的なのは、内定者ワークを通じた採用担当の疑似体験です。採用担当者は学生に自社の魅力を伝える仕事ですから、会社のことはよく理解しているはずです。そんな採用担当者の立場を疑似体験してもらえば、自ずと会社理解は進みます。

翌年採用の説明会を手伝ってもらう

学内イベントや説明会の機会で内定者に協力を仰ぐケースです。なぜその企業を選んだのか、後輩の学生を前に話そうとすると、自ずと思考を整理し会社の魅力を理解します。

会社説明資料を作成するグループワーク

エアリーフレッシャーズを利用する多くの企業では、オンラインでのグループワークを実施しています。数多くのテーマの中で最も人気があるのが、翌年の新卒採用向けに会社説明資料を作成するワークです。会社理解も深まり、内定者同士の結束も強まるため一石二鳥です。

内定者フォローの定番、通信教育はもう古い

内定者フォローの定番、通信教育はもう古い

内定者フォローといえば、通信教育による内定者教育をイメージされる方も多いのではないでしょうか。しかし、最近は内定者教育でも、モバイルラーニング、スマートフォンやタブレットを用いた学習が主となりつつあります。

エアリーフレッシャーズにも無償eラーニングとしてビジネスマナーとExcelの講座を用意していますが、複数の企業において実施した内定者へのアンケートと、採用担当者の皆様の声を反映し、スマートフォンからの受講を可能にしたところ、利用率が倍増しました。コンテンツは変更していないにも関わらず、学習環境にのみ依存して、ここまで利用率が変わるのであれば、旧態依然の紙での通信教育は時代遅れと言わざるをえません。

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一方で学習したテキストを手元に残しておきたい、内定者教育の際に使った教材を新人研修で再度使って反復学習させたいというニーズもあります。そうしたニーズに対してはハイブリッド型の内定者研修も出てきています。
日経BP社によるFOR FRESHERSでは、社会人基礎力を身につけるための書籍テキスト、習熟度を測るeラーニングテスト、雑誌内の旬なニュース、コラムが読めるWEBポータルサイト、それを元にWEB上でディスカッションさせてアクティブ・ラーニングを実現するコミュニティ、この全てを一つのパッケージとして販売しています。(詳細:FOR FRESHERS

内定者フォローのニーズ、学生の求めるフォローとは何か?

内定者フォローのニーズ、学生の求めるフォローとは何か?

内定者フォローについて、当事者である学生がどう思っているのか。これも内定者フォローを検討する上で知っておくべき情報です。EDGEでは内定者を対象とした内定者フォローアンケートを実施しました。

EDGEにて内定者を対象とした内定者フォローアンケート

選択式で、「求める内定者フォローは何か?」に対しての結果です。会社理解の支援が34%でトップになっています。これは学生も会社理解が十分でないと感じている表れです。
また注目すべき点として「特に何もしないでほしい」を選んだ割合が全体の3%に満たないという点です。アンケートに協力いただいた企業の担当者に伺ったところ、その企業では1名が「特に何もしないでほしい」という回答を選んだそうですが、「放っておいてください。」という意味合いというよりは、「会社が支援してくれなくても、社会人になる準備も、会社のことを調べるのも自分の力でやります。」という内定者が唯一1人だけこの選択肢を選んだそうです。

内定者フォローが当たり前になっている今、自分の内定先だけ何もアクションがなければ、それだけで不安になってしまいます。大学のキャリアセンターには「内定通知以降、懇親会もなければ課題も出ません。私は本当に入社できるのでしょうか?」という相談が来るそうです。

課題やイベントで学生生活に支障がある内定者フォローをする必要はありませんが、全く内定者フォローをしないことは、このご時世では不安を拡大させてしまいます。

売り手市場継続、双方の負荷が少ない内定者サイトによる内定者フォロー

売り手市場継続、双方の負荷が少ない内定者サイトによる内定者フォロー

自社における内定者フォローの目的を明確化し、やることを決めたら、次はそれを効率的に実施できるかを考えましょう。昨今の採用環境の中で採用担当者の負荷を下げ、内定者にとっても使いやすい内定者サイトがエアリーフレッシャーズです。

私たちEDGEは、3,000社35万人以上の内定者データに基づく内定者フォロー施策、内定承諾率を高める事例、インターンシップから効率的に母集団形成を行うノウハウなどを元に、企業の新卒採用成功のお手伝いをしております。