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内定辞退調査レポート〜2019年卒内定者約3万人の状況を分析〜

2024.01.31更新

累計5,500社 40万人以上の利用実績を誇るエアリーフレッシャーズクラウド事業において、2019年卒向けサイトの利用者である内定者および内々定者(約3万人)の状況を分析し、辞退傾向を調査しました。その内容を本コラムにてご紹介いたします。

なお、内定辞退に関する最新の調査データについては、内定辞退の時期とその対応策〜内定承諾後の辞退について〜にてご紹介しております。最新データをご覧になりたい方はこちらをご覧ください。

新卒採用 内定者 内定辞退 調査結果 内定者フォロー期間の長期化

内々定出し時期のさらなる早期化

2019年卒採用は3月1日に広報活動が開始ました。そして、6月1日に選考活動が開始されます。スケジュールの変更があって3年目となります。しかし、実際の活動は例年以上に早期化しています。実際、3月までに内定者フォローツールを導入した企業は、約2.3倍にも増えています、エアリーフレッシャーズクラウド導入企業の42%は2月以前から利用を開始しており、内々定出しの時期が前倒しになっていることがわかります。

学生側の調査結果を見てみましょう。内定保有率も年々増加傾向です。内々定出しの前倒しを裏付けています(2019年3月29日発表 株式会社リクルートキャリア 【確報版】「2019年3月度(卒業時点) 内定状況」就職プロセス調査(2019年卒)による)。

2019年卒採用においても、昨年同様、内定辞退は6月にピークを迎えます。その後、9月までは内定辞退が続くという結果でした。 また、6月の辞退率が約8.55%となり、昨年比約0.7ポイント上昇しました。早期に内定を保有しつつも、承諾の意思決定は6月まで保留する傾向が見えます。

内定辞退調査:承諾までのフォロー期間の長期化

内々定出し時期が早期化した中、辞退のピークは昨年同様です。つまり、内々定出しから承諾までのフォロー期間が長期化しているのです。

内々定出し時期のさらなる早期化

承諾促進にはいくつかのポイントがあります。まず、内々定出しから承諾まで自社理解を促す情報を提供します。職場の様子や先輩社員の様子を配信するのです。すると、学生の不安を解消することができます。情報に触れることで、興味関心を高い水準で維持する効果もあります。

内々定を保有した学生が感じる不安として、「社会人としてやっていけるかどうか。」や「この会社できちんと務まるか。」が上位にあげられています。このような不安を解消することが大切です。そこで、内々定出しから承諾までの間の情報発信が肝要なのです。

内定者フォローツールの利用効果

エアリーフレッシャーズクラウドは写真や動画を手軽に配信できます。昨今の内定者世代に対し、効率的な訴求が可能です。また2017年6月20日に発表した調査データがあります。それは、就活生世代のスマホのメールアプリには平均576件の未読メールがあり、最大未読件数は17,841件にも上り、全体の37.5%が過去に重要なメールを見逃したことがあるという内容です。
EDGE、内定者フォローSNSのスマートフォンアプリ「エアリー」をリリース
現在は、スマホアプリが主流です。メールではなくアプリを通じて情報提供を行いましょう。それによってスムーズな会社理解が実現するのです。

内定辞退調査:内々定出しの早期化による、内定者フォロー期間の長期化

内定辞退調査:内定辞退率の増加で難しくなる新卒採用では、データを元に考える

本年度は、全ユーザに対する内定辞退率が約15.61%でした。この数字は昨年と比べて約1.6ポイント上昇しています。さらに、学生の内々定保有社数の平均値も昨年に比べて増加しています。つまり、新卒採用市場全体で辞退率が増加しているのです(2018年9月発表 株式会社マイナビ 2019年卒マイナビ大学生内定率調査による)。

また、2019年卒採用活動における課題として、「辞退学生が増加している」ことが前年より増加傾向にあります。売り手市場による内定辞退率の増加が新卒採用において大きな課題となっています(2018年9月14日発表 ダイヤモンド就活ナビ2020 2019卒採用・就職活動の総括による)。辞退率の増加に伴い、「内定の歩留まりが読みにくい」ことも大きな悩みとして回答を集めており、学生の心境把握が難しく辞退リスクの見える化が困難となり、辞退率増加に繋がってきていると考えられます。

エアリーフレッシャーズクラウドとは

内定者フォローツール「エアリーフレッシャーズクラウド」の導入企業アンケートでは、辞退防止に効果があったと回答した企業は98.6%にものぼります。新卒採用における辞退率の増加が大きな課題として取り上げられる中、辞退防止において効果を発揮していることが言えます。

辞退率の増加など新卒採用活動が難しくなる中、データに裏打ちされた採用活動を

累計5,500社を超える企業が利用するエアリーフレッシャーズクラウドの詳細は、資料ダウンロードより資料請求していただけます。

エアリーフレッシャーズクラウドの導入効果

内定辞退防止効果 内定者サイトによる業務効率化

内定者フォローの目的や設計の仕方については、以下の記事で詳細に解説しています。
内定者フォロー3つのポイント〜時期ごとの対応法〜
こちらの記事も、ぜひご覧ください。

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