100名弱もの内定者の管理や連絡用ツールとしてエアリーフレッシャーズをご活用いただいている富士ゼロックス様にお話を伺いしました。
まずはエアリーフレッシャーズの運用状況から教えてください。
本年度は、100名弱の内定者と私たち採用育成センターのメンバー、および入社後の教育担当事務局と入社式の担当者がログインして活用しています。4月末から順次、内定者が登録を開始。6月中旬に第一回目の内定者懇親会を実施しましたので、5月末にはメンバー全員が出揃うというスケジュール感でした。
運用目的としましては、まず内定者間で横のコミュニティを形成してもらうこと、それに付随して採用育成センター側からのメッセージや連絡事項の伝達ツールとする、その2点を主体に活用しています。
長年にわたり、エアリーフレッシャーズをご活用いただいている富士ゼロックスさんですが、最近の新たな取り組みなどございましたら教えてください。
今年、新たにSNS上で内定者の入社前教育を展開しようと企画し、11月下旬から年内一杯にかけて実施する予定となっています。内定者を10チームにわけて、それぞれにコミュニティを立ち上げてもらい、例えば富士ゼロックスの歴史や風土に関するテーマを設定し、バーチャルな環境におけるグループワークを実施いたします。こちらから一方的に知識を与えるのではなく、コミュニティの中で議論をしてアウトプットすることで会社に対する理解を深め、入社前から富士ゼロックスパーソンとしてのマインドを醸成することを目的としています。
まさにエアリーフレッシャーズの機能を最大限に活かしてくださっている取り組みだと思いますが、そのような活用のアイデアはどこから生まれるのでしょうか。
今回の企画を発案したのは私です。弊社が求める人物像は、「自ら考え、行動する人」なのですが、これだけ企業を取り巻く環境が目まぐるしく変わる中、私たちが学生一人一人に求める要件のレベルが高くなっていることは間違いありません。企業としての歴史や風土は変わりませんが、ビジネスの形態や事業、トレンドは自らの手で変えていかなければ生き残ってはいけません。「これからは新しい会社を1から作るくらいの意欲を持ってほしい」と、会社説明会でも伝えています。
新入社員に対して、このように育って欲しいという、採用育成センターとしての思いをしっかり理解していただきたいですし、そのためには会社の情報をきちんと伝えたい。そして、正しく伝わっているかどうかを確認する上でも、このワークを行うべきと考えたのです。
・最近の新たな取組事例
・内定者にとってのメリットとは!