現在「ヒートショック」や「シックハウス症候群」など住宅の環境に由来する健康被害で悩まされる方が多くなっている状況の中で、独自の外断熱工法と無垢の木でつくる快適で高性能な健康住宅を提供している株式会社棟匠様。今回はSNSツールを通した施策や今後の方針を「若い世代のこれからを担っていける人材を育てていく」という想いで25卒から採用活動を担当されている石川様、小松﨑様、渡邉様にお伺いしました。
LINEでは実現できない、内定者フォロー専用ツールの魅力
導入背景を教えてください。
以前は内定者フォローに対してあまり注力をしていなかったため、内定辞退が課題として上がっていました。もともとエアリーフレッシャーズクラウドは2022年から使っており、当時は主にLINEを通じて学生さんと連絡を取っておりました。弊社としてはLINEとの差別化を図り、特に内定を出してからの学生さんの繋ぎとめに力を注ぎ、内定者の方々とだけコミュニケーションを取ることができる特別なツールを探していました。そこで内定者フォローに特化したサービスを3,4社ほど見比べ、エアリーを導入することにいたしました。
使用感はいかがですか?
書類のやり取りや、タイムライン上で内定者の日々の生活などを共有し、なるべく会話を途切れさせないように運用しておりますが、その中で特にエアリーは内定者の方それぞれの状況がわかるような機能などが多種多様にあり、非常に便利です。具体的には入社までの書類の提出を求めている際に期限を設け、リマインドを行うことができたり、自己紹介を促す機能や内定辞退防止機能など人事担当者の工数がかかる場面において、簡単に操作ができ、とても助かっています。
現状の内定者フォローの概要を教えてください。
10月に内定式、12月には内定者研修を実施し、また、入社直前に内定者のための会を開催したりと、合計3度ほどオフラインでアプローチをしております。その間に2週間に1度はエアリーを通じて内定者へ情報を発信してもらったり、人事側から会社の情報を発信したりしています。対面する際はレクリエーションを用意し、内定者同士の交流を促しています。 内容としては学生さんへ事前に自己紹介を考えてもらい、対面時に学生さんを二つのチームに分け、軽く自己紹介をした後、出された問題に対して相手チームのどの方の自己紹介かを当てるという内容です。初対面同士ではあリますがコミュニケーションをとって、心の距離を縮めていただく方針です。自己紹介の中には、人事3名の情報も混ぜ学生さん達を混乱させたりもします(笑)
エアリー内での運用方法について教えてください。
基本的には内定者とコミュニケーションを取るためのチャット機能やタイムライン機能と、提出物を出していただく機能を使っています。また、学生とのコミュニケーションを活発化させたい場合は、おしらせ機能を用いながら、人事側から学生へ行動を促すような内容を発信しています。弊社では内定承諾後の内定者ばなれを起こさないように、1週間に一回リレー形式で最近の出来事として、例えば映画や訪れたお店などを写真や動画を使って紹介してもらい、日々エアリーに触れていただいています。
エアリーをおすすめするポイントを教えてください。
LINEとの差別化ができる点が一番大きいと思います。 内定者とのコミュニケーションを図る上で必要な機能が網羅されていて、使い勝手がよく手が回らない細かいところまでこのツール1つでカバーできる点が非常に魅力的です。 エアリーを軸として内定者へ発信し、社会に出ていくためのモチベーションを醸成できる点に満足しています。
今後の展開について教えてください。
内定者とのコミュニケーションツールとして使っていくのはもちろんですが、面接段階の方へ少しでも弊社に興味を持っていただけるようにエアリーを通じて何かしていきたいと思っています。また、内定するまではLINEを使い、内定承諾後からはエアリーを通じて、メッセージ機能やEラーニングを使って、学生の不安の解消を行なっていきたいです。 業種的に実質的な業務に関しては、入社してから研修を実施していくので、社会人の準備をしてもらいつつ、運用の面で効率化を図っていくような方針を取っていく予定です。