
医療現場のニーズにきめ細かく対応し、医療用不織布製品、滅菌包装材及び各種医療用キット製品のトップメーカーである株式会社ホギメディカル様。納得度を重要視した採用活動における内定者フォローで、エアリーフレッシャーズクラウドを活用いただいています。導入の経緯や現在の運用について広報・人財戦略部人事課の原様にお話を伺いました。。
入社直前まで情報を届け、マッチングの精度を向上させる
まず、採用におけるこだわりや重要視しているポイントを教えてください。
当社では「マッチング」をもっとも重要視しています。できる限りの情報を開示し、学生さんにも納得した上で入社してほしいという思いがあります。昨今の売り手市場では採用数を追いかける企業も増えていると思いますが、私たちは一人ひとりと向き合い、その方の性格やこれまでの意思決定の傾向から本当に自社の採用職種に合うのか?活躍できるのか?を真剣に向き合いながら考えています。
そのため面接では志望理由は聞かず、これまでの経験や行動と、そうするに至った理由を深掘りしていきます。一方的な面接ではなく、「〇〇さんのこの行動に至ったこういう価値観は、入社後にこんな業務に活かせるかもしれない。」と言ったように、まるでディスカッションをしているかのような場になることも多いです。
1次面接からこのような手法をとっているからこそ、内定後のフォローにおいても入社直前まで会社の情報を開示して、本当にマッチングがはかれている状態で入社してもらう必要があります。
まさに入社直前まで納得度を高めるために、エアリーフレッシャーズクラウドをご活用いただいているんですね。
当社では採用管理ツール(ATS)も活用しており、機能として内定者フォローの機能もあるのですが、内定承諾という節目を機に、あえて内定者フォロー専用ツールである「エアリーフレッシャーズクラウド」に登録してもらうことで特別感を醸成しています。エアリーは内定者専用のコミュニティとして活用し、例えば社員紹介として、受け入れ予定の部署の先輩からのメッセージの投稿や、内定者同士の近況報告の場も作っています。これもコミュニティの機能が揃っていて、内定者専用に用意したエアリーだからこそ安心してできることです。仕事や職場の様子、先輩や同期を理解して、その上で入社してもらうことも納得度を重要視している当社の採用活動においては非常に重要な要素なのです。
実際にどのような投稿をされていますか?
先日、有給をとって野球観戦に行ったのですが、球場でアルバイトをしている内定者とたまたま出会うことがありました。その際の様子などもエアリーに投稿しました。また、年末に社内のキッチンを使っておでんを作って振る舞った様子なども投稿しています。先に申し上げた通り堅苦しい面接をしておらずお互いにフラットに向き合っているからこそ、こういった会社の雰囲気やありのままの姿もどんどん発信して、入社後のイメージを持ってもらいたい、不安なく納得した上で入社してもらいたいと思っています。他にも、決算の内容など、会社で起こった出来事なども正直に全てエアリーで開示しています。納得度を高めて入社してもらうためには、情報開示をして、それを見てもらうことが必須だと考えています。また、様子が気になる内定者には個別にチャットで声がけをしています。マッチングを重視しているからこそ、入社に向けて悩んでいたり、違和感を覚えたりしていることがあればその気持ちに向き合うことも大切にしたいと考えています。
導入の効果やおすすめのポイントがあれば教えてください。
なんと言っても内定後の期間に情報を発信できて、それをしっかり受け取ってもらえることが最大の魅力です。面接の場は限られていますし、それこそ対面で会社のことを全て伝えようと思うと、とんでもない時間もかかり現実的ではありません。内定後も継続的に会社のことを発信し、理解を深めてもらうためにはエアリーはなくてはならないツールです。エアリーの運用は数ヶ月に渡りますので、お互いに嘘がつけません。会社側の情報も正直に発信をしています。だからこそ、最後の最後まで納得度を高めて、入社してもらえるのです。
最後に、今後の運用について教えてください。
現在、内定承諾後の利用においては、さまざまな機能を使いこなしており、この運用を継続したいと考えています。可能性としては、インターンシップでの活用や、インターンシップ後の情報発信での活用余地があると思います。気軽に会社の情報にアクセスできるツールを活用し、会社のことを知ってもらうための活用の仕方を検討したいと思います。