内定者サイトの存在が内定者フォローにおいて必要不可欠な時代になってきました。HR Techが話題になり、働き方改革下での採用担当者の業務効率化、さらには学生世代のスマートフォンの普及、電話やメールへの苦手意識の醸成、そして最大の要因は売り手市場加速による内定辞退防止のニーズの高まりではないでしょうか。当然サービスが利用されるようになるとそのサービスを提供する企業も増えて、内定者フォローサービスに関する比較記事といったものも出てきます。

内定者フォローサービス比較記事
内定者フォロー各サービスの特徴を調べ、比較している記事をご紹介します。
BIZ HINT:内定者フォローSNS
https://bizhint.jp/keyword/53591
HR NOTE:内定者フォローSNSで内定辞退は防げるのか?学生の意見を聞いてみた。
『日本の人事部』がおすすめする「内定者フォロー」サービス
それぞれ、内定者フォローの目的の解説、内定者SNS、内定者サイトが活用される理由を説明したり、実際に利用した学生の感想を載せたりしながら比較しています。それぞれの比較記事間でも注目しているポイントや着眼点が違うケースもありますので、ぜひ読み比べてみてください。

内定者フォローに関する最新トレンド
近年の内定者フォローの実情を語る上で、避けて通れないのが昨今の新卒採用の動きです。一部の記事でも簡単に紹介されていましたが、経団連の採用に関する指針において、広報解禁、選考開始時期が後ろ倒しになり、また売り手市場の加速により、就活生と企業の間で繰り広げられる様々な課題が浮き彫りになりました。
まずは、オワハラです。以前から内定者の囲い込み策として、他社選考の日程にぶつけて懇親会や旅行を企画したり、他社内定を辞退することを内定出しの条件として提示するといった話は耳にしました。しかしこういったことがオワハラとして問題視され、承諾書の期限を設定することすらSNS上でオワハラだと言われる時代になりました。
また、サイレント辞退も課題の一つです。複数内定を持った学生が企業側に辞退を申し出ることなく、そのまま連絡がつかなくなるなどして、最終的に辞退扱いになるというもので、企業側は辞退が確定しない状態で、追加採用などの手立てを打つことも難しくなります。
そして、次にサイレントお祈りというものが出てきました。採用においては企業側からご縁がなかった学生に対して「今後のご活躍を祈念いたします。」という内容で連絡をすることをお祈りメールなどと言いますが、企業側からこういった連絡がない。合否がわからない状態を指します。企業側としてみると、サイレント辞退などで採用数が充足できない場合に、次点の学生から再度選考に乗せて追加内定を出すために選考の合否を連絡せずに先延ばしにしているわけですが、サイレントをされる学生側からすると、合否がわからない状態で時間だけが過ぎていくという状態です。
このように、企業も学生も気持ちよく就職活動、採用活動ができない昨今の状況の中で企業は内定者をフォローしなければならないのです。先日発表したEDGEの内定辞退調査(最新の内定辞退の時期調査 変化する内定者フォローのスタイルと時期)では、引き続き、内定辞退が企業にとっての課題であり、辞退の意思決定が早期化している実情をご紹介しましたが、複数内定を保持する学生が多い中で、内定者の心境把握と理解が第一であり、その上で、短い期間で複数の内定を取る就職活動の実情を鑑みて、企業理解や仕事理解を内定者フォローで実施することが重要です。
内定者フォローの設計も、時代背景やこうした状況を理解した上で設計し、それに最適なツールを選ぶべきと言えます。

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私たちEDGEは、4,000社35万人以上の内定者データに基づく内定者フォロー施策、内定承諾率を高める事例、インターンシップから効率的に母集団形成を行うノウハウなどを元に、企業の新卒採用成功のお手伝いをしております。より具体的な事例は内定者フォロー企画事例集。実用的で使える企画例をご紹介!でも紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
